建設後約60年が経過した中原小学校は平成27年度に「西東京市立中原小学校建替協議会」において検討された事項をもとに
1.学びの場、2.生活の場、3.地域との関わり、4.安全・安心、5.自然環境
の5つをコンセプトとして計画され、基本設計・実施設計・建設工事を経て令和2年12月に生まれ変わりました。
校舎内部は「温もりのある環境づくり」をテーマに内装(床・壁・天井)を整備し、その空間は学びの場として凛々しく清潔感を感じる白系を基本としています。児童が長時間過ごす教室ゾーンの床を木製に、さらに木製の腰壁を設けて温もりのある環境を造りました。特に校舎中央を、1階から3階まで貫く大階段はゆったりとした空間で異学年の交流を育む場となることが期待できます。
校舎外観は地域のランドマークとして、児童にも地域住民にも憧れや夢を抱ける彩り豊かな「虹色」をアクセントとして施しました。
竣工事例 西東京市立中原小学校
構造 | RC造一部S造 |
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規模 | 地下0階 地上4階 |
延面積 | 10,774㎡ |
所在地 | 東京都西東京市 |
完成年 | 2021年 |
業務内容 | 設計・工事監理 |